「古文書の力を見直す ―新史料協編『古文書保存・整理の手引き【改訂版】』改訂に寄せて―」
1.趣旨
新史料協編『古文書保存・整理の手引き』(以下『手引き』と略称)は、平成20(2008)年に「誰でもできる(最低限の)整理・保存の方法」を提示することを目的として作られた。職場の異動などで初めて古文書等の歴史的な資料と向き合ったり、こうした仕事は不慣れで不安という初心者の方を対象として、古文書解読など専門知識や技能が乏しくてもできることがあり、これができるとこんなことができ、こんなことがわかるとあんなことができる、という道筋を示した段階的な解説書です。
発刊から10年近くなったこと、災害や大規模市町村合併など、古文書を取り巻く環境が大きく変わったことから、このたび『手引き』を3年間かけて改訂しました。今回の定例研究会では、『手引き』の改訂の要点を報告します。改訂作業を通して改めて認識された「古文書の力」というものを、日常業務で古文書等歴史資料の保存・整理・活用に携わる方々と再確認する場としたいと思います。
なお、研究会の後、会場の淑徳大学アーカイブズに関する説明と施設見学を行います。
2.日時
平成30(2018)年2月16日(金)13:30〜17:00 (13:00より受付開始)
3. 会場 淑徳大学 千葉キャンパス 15号館501 他
(〒260-8701千葉県千葉市中央区大巌寺町200)
【バスの場合】 JR蘇我駅東口より、スクールバスで約8分
【徒歩の場合】 JR蘇我駅東口より、徒歩で約18分
京成電鉄千原線大森台駅より、徒歩で約18分
アクセス → http://www.shukutoku.ac.jp/access/chiba/
4.内容
(1)報告 古文書の力を見直す ―新史料協編『古文書保存・整理の手引き
【改訂版】』改訂に寄せて―
長谷川 伸 氏(新潟市文化スポーツ部歴史文化課)
(2)施設見学(淑徳大学アーカイブズ)
桜井昭男氏(淑徳大学アーカイブズ主任専門員)
終了後、有志による情報交換会(懇親会)を予定しております。 (会場・会費未定)
5.定員 60名(先着順)
6.参加費
関東部会員:無料 会員外:資料代として500円(当日受付にて支払い)
7.申込方法
申込先は下記の通り。
8.締切
平成30年(2018)2月7日(水) |